H.モーザーが、ブランドの人気コレクション「パイオニア・センターセコンド」に新たなバリエーションを加えた。「サニーサイドアップ」と名付けられた本作は、鮮やかなイエローフュメダイアルとラバー製ストラップの組み合わせにより、遊び心と高級感を巧みに融合したタイムピースである。朝の陽光を思わせるまばゆい色彩の中に、独立系マニュファクチュールならではの技術力と美学が凝縮されている。

 本作の最大の特徴は、目玉焼きの黄身を連想させる鮮烈なイエローフュメダイアルだ。ブランドのアイコンであるグラデーション仕上げとサンバースト装飾が組み合わされ、見る角度や光の加減によって多彩な表情を見せる。ロゴは透明ラッカーでさりげなく記され、アプライドインデックスとリーフ型針にはスーパールミノヴァ®が施されており、デザイン性と視認性が共存している。

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アンスラサイトカラーのCal.HMC 201が搭載されている。このカラーのムーブメントの稀少性は高い。
 ムーブメントには自社製自動巻きのCal.HMC 201を採用。ロービートの2万1600振動/時で約3日間のパワーリザーブを確保する。彫刻入りのローターやスケルトン加工が施されたブリッジ、アンスラサイトカラーの仕上げなど、審美性と技術が融合した仕上がりである。加えて、シュトラウマン® ヘアスプリングやハック機能も搭載され、実用性と精度にも抜かりがない。

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ホワイトラバーがストラップとして採用されている。なお、この腕時計には保管用ケースが付属しており、その形はなんと卵だ。
 ケースは直径40.0mm、厚さ10.6mmのステンレススティール製で、12気圧の防水性能を備える。日常のあらゆるシーンに対応できるスペックを有しながらも、エレガントなプロポーションを保っている。ストラップにはホワイトラバーを採用。文字盤が黄身、ストラップが白身という具合だ。軽快な装着感と、イエローダイアルとの鮮やかなコントラストが魅力である。

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